おばあちゃんの事

こんにちは。

 

私の父方の祖母は今、92歳。

北国に住んでいます。

 

もう、そろそろ危なそうだと 連絡がここ数日、私の母から何度かありました。

 

おばあちゃん。

 

家事が大の得意で、お料理も掃除も片付けも完璧で

性格も 強かったおばあちゃん。

でも、お金の遣い方はめちゃくちゃで 笑、

私の父はだいぶ 苦労をさせられましたが、、。

 

おばあちゃんの家の中は、引き出しの中も全て美しく整理整頓されていて 

今、流行りの整理収納術みたいな事を普通にしていました。

使ったグラスは すぐにピカピカに拭きあげられて棚に戻っていました。

(それなので、気楽にお水を何度も飲めませんでした・・)

 

大人になってからおばあちゃんの暮らしを見るのは

楽しく、非常に勉強になりました。

残ったお茶の葉を、少し炒って、お茶屋さんのように

家じゅうに良い香りが漂っていることもありました。

 

そして、いつもおばあちゃんのお家には

お友達が お茶をしに来ていました。

 

私の夫が、ご飯をよそいに台所へ入ると

あたふたして、旦那さんにそんな事をさせた事は

ないと、驚きながら嬉しそうにしていました。

 

おばあちゃんは、動きの鈍い私よりも、

テキパキと動く私のダンナの事がお気に入りでした・・^^;

子供が生まれてから 会わせて上げれたのは

コロナのせいで 結局2回だけでした。

最後の数年は 私の子供の事をいつも気にかけて 会いたいなあ 

と言ってくれていました。

 

もっと、小さい 可愛い時期にたくさん遊びに行きたかったです。

 

 

 

小さい頃は、おばあちゃんの家のすぐ横にある田んぼに

たくさんの蛍がいました。暗闇にいくつもふわっと浮かぶ光。

 

とても美しい光景でした。幻想的な経験です。

 

そして、私たちの車が見えなくなるまで

ずっと手を振ってくれて、

私たちも何度も 田んぼの向こう側から バイバイと大きな声で叫ぶのが

恒例でした。。

 

今 涙を流しながら この記事を書いています。

でも こうやって思い出を 思い出しながら書いていると

何か浄化されたような おばあちゃんへのありがとうの気持ちを

伝えられるような そんな気持ちです。

 

おばあちゃんが 残した名言があります^^

 

「おなごは おなごらしく」

 

おばあちゃん ありがとう。

美味しいごはんを食べさせてくれて、色んな事

教えてくれてありがとう。